こんな記事が公開されました。
参考 ギブソン、倒産する可能性があることが報じられるNMEギターを弾かない方でも知っている超有名ブランドのギブソン。
ですが、財政難で倒産の可能性があるという内容です。
「ギターを代表するブランドなのになぜ?」と思われるでしょうが、僕はいずれそうなるだろうなと思っていました。
ギブソンの品質は良いとは言えない
これは僕が楽器店員になった2012年頃から常々思っていたことです。
こんな記事もありました。
参考 マストドンのビル・ケリハー「ギブソンはアーティストをクソみたいに扱う。あの会社は終わってる」Gear Otakuもちろん品質が悪いわけではありません。
ヒストリックコレクションなどは今でも抜群のクオリティです。(値段も抜群に高いのですが)
ですがギブソンよりもずっと安価で作りの良い国産ギターが増えていた中、ギブソンの作りの粗さはどうしても目立っていました。
ギブソンのレスポール買うなら他の国産ブランドのギターを買うだろうなって僕はいつも思っていましたし、実際にお客さんにもそのように伝えてきました。
それでもギブソンが売れるのはやはりブランド力でしょう。
もっと安価で作りの良いメーカーの存在にプレイヤーが気づきはじめた
最近ライブハウスへ足を運んでバンドを見ていると、ギブソンやフェンダーのギターを使っているギタリストがかなり減った印象をうけます。
ではどこのギターを使っているかというと、フジゲンやバッカスなどの国産ブランドの物ばかり。
そりゃずっと安くて質も良いので国産ブランドに流れるのは当然のことでしょう。
日本国内だけでもたくさんのロープライス・ハイクオリティのギターメーカーがありますので、海外にはもっともっとたくさんの同じようなギターメーカーがあるはず。
そうなるとわざわざ高いお金を出して質もそこそこなギブソンのギターを買う意味が無くなるわけです。
でもやっぱりギブソン頑張って欲しい・・・!
とはいえやはりギブソンは若い世代にとって今でも1番憧れのブランド。
そして音楽の歴史を一緒に作ってきた偉大なメーカーです。
僕自身も中学生の頃からずーっと憧れで、楽器店に行くたびに壁にかけられたギブソンのレスポールをよだれが出るくらい眺めていました。笑
なかなか厳しい戦いになるとは思うのですがなんとか持ち直して頑張って欲しいところですね。