こんにちは。大杉です。
いかがお過ごしでしょうか!
今回のブログは、「緊張の対処法」です。
先月、GKクリニックの質問で「試合で緊張してしまうのですが、どうしたら良いですか?」と聞いていただく事がありました。

練習だけだと疲れちゃうから、質問ターーーイム
しっかり答えたかったんですけど、私もめちゃくちゃ緊張しやすいんですよね。だから説得力がないなあと。笑
緊張する場面は、試合前はもちろん、不特定多数の前で話すときや、インタビュー、メディア出演のときなど。
何回か同じ経験していても、慣れることはありません。
緊張で鼓動が早くなり、汗をかき、呼吸リズムが上がります。
正直に言うと、ネガティブ思考になったり、「身体が重いな」「今日大丈夫かな」と必要以上に繊細になることもあります。
とは言いつつも、過緊張の心理状態では、自分のパフォーマンスが発揮できないことは理解しているんです。
人間の心理状態とパフォーマンスの関係について、「緊張とリラックスのちょうど中間の状態であるときに、高パフォーマンスを発揮しやすい」という研究があるみたい。(ヤーキーズ・ドットソンの法則)
サッカーやスポーツに限らず、日常生活を過ごしているだけでもたまに来る、緊張。
読んでいる皆さんも悩んでいる方多いのではないでしょうか??
そこで、わたしが会場に入ってからゴール前に立つまでに、最適な心理状態に持っていくために意識していること。やっていること。などなど
これらをシェアすることで、私のように緊張と戦う方のヒントになればいいなと思い、「緊張の対処法」について書こうと思った次第です。
というか、「逆にこんな事やったほうが良いよ!」「こんなの使ったほうが良いよ!」みたいなのがあれば教えてほしいです!気軽にメッセージください。
緊張は、対処するのではなく付き合うもの
このブログの冒頭で「緊張の対処法について」と言っておきながら、いきなり対処することへの否定から入ります。
というのも、私含め多くの緊張する方は、「緊張しないようにする」ことに努めていると思います。
しかし、ある日あるベテラン選手との会話で「緊張しないんてムリだよ。ムリなものはどうしょうもない。」と言ってたんです。
ハッとしましたね。
彼ほどのキャリアの選手でも緊張することはあるし、でも彼はそれをコントロールできるものじゃないと捉えているんだと。
これまでに、緊張をほぐす(対処する)ために色々調べて呼吸法やルーティーンを試していたんですけど、
この会話を機に「緊張と付き合う」という考え方になってからは幾分心が落ち着くようになりました。
そもそも、緊張は人間の正常な反応なんですって。
闘争逃走反応といって、人間が狩猟して暮らしていた「食うか食われるか」の時代からの本能。これから来る危機を察知したとき、すぐ逃げるか戦えるように鼓動を早め、臨戦態勢を整える本能だそうです。
だから、緊張=生理現象。
そうやって理解しておくと「おーおー、今日も緊張してるな大杉。」的な感じで、緊張している自分を俯瞰で見れるようになったと思います。
とはいえルーティーンはある
とはいえ、、、緊張をほぐすためのワークを否定したいわけではなくて、人によって合うならやったほうが良いと思ってます。
特に最近だと、ルーティーンの重要性がよく取り上げられてますよね。
イチロー選手の打席に立ってからバットを立てて構えるアレです。
わたしのルーティーンは、瞑想。

casioのcmお待ちしてます。
試合前のロッカールームでは、出ていく直前まで必ず瞑想するようにしています。
なぜかというと、これから入るピッチ外の色んな状況(前の試合のことや昇降格争い、連敗連勝などなど)をリセットして、これから来る試合に集中するスイッチになっているからです。
緊張を抑えるというより、スイッチを押すため。
緊張をどうにかしてほぐすのが目的ではありません。
「〜すべき」「〜しなきゃ」を捨ててみるといいかも
ということで、今回は「緊張」について書いてみました。
経験上、責任感が強くて真面目な性格の人は、緊張しやすいんだと思います。
私自身、昇格争い中の試合や連勝連敗中の試合前は、

グローブのベルトを袖に入れる派です。モデルはヴィカーリオ。
「GKはこういうプレーをしなきゃいけない」
「ミスしちゃいけない」
「自分が勝たせなきゃ」
って考えてました。
こう思うのはすごく良いことで、自分を奮い立たせる原動力にもなり得ますが、人によっては重荷になってしまうことがあります。
そこで、少しマインドを変えてみて、「〜すべき」「〜しなきゃ」
よりも、
こんなプレーがしたい
見てる人にこんな気持になってほしい
みんなを笑顔にしたい
みたいに考えると、いい意味で勝敗を気にしなくなると言うか。自分のプレーに集中できて力が抜けたような気がしたんですよね。
気のせいかもしれないですけど感覚の話。
でも、本質的にサッカーを楽しむメンタリティになっているのではないかなと思うんです。
メンタルって心(ハート)に形容されるけど、頭だと思います。
考え方。ものごとの捉え方。
緊張をどう捉えるか。
緊張しやすくて困っていた私は、こんなことを考えてました。
相変わらず緊張するし克服は出来てないけど、うまく付き合っていこうと思います。
悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!

